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宝川温泉 汪泉閣(群馬県) 〜雨の日の水上温泉郷、温泉の常識を覆す日本一の混浴露天風呂〜


2013年09月14日(土)

群馬県利根郡みなかみ町にある宝川温泉汪泉閣(たからがわおんせんおうせんかく)で温泉に入ってきました。

宝川温泉水上温泉郷の一つであり、日本有数の巨大混浴露天風呂があることで日本のみならず世界から観光に来た外国人にも人気があり有名となっています。


この日は台風シーズンということもあり南の海上から日本列島に台風が接近していました。群馬県にある武尊山(ほたかやま)へ山登りに行く予定でしたが、予報以上に台風のスピードが早まり天気は雨日和。途中のSAで登山は断念して代替え案を模索しつつ仮眠しました。

そこで以前から気になっていたみなかみ町の山奥にある巨大露天風呂のことを思い出し、さっそく向かってみました。


宝川温泉へのアクセスは車の場合、東京の自宅から関越自動車道を利用して約2時間半。
(一般道のみの所要時間は4時間以上かかると思います。)

公共交通機関の場合は、JR上越線水上駅」から宝川温泉行きの路線バスで約35分。

みなかみ町から水上温泉利根川沿いに山奥へさらに進むこと20~30分。

山間部に位置するため冬はアクセスに難儀しそう。

 
館内ではなく園内という表記に広さを感じます。
 

 
打ち出の小槌を持ったおじさんが出迎えてくれます。
 
 
日帰り入浴は大人1,500円と少しお高く設定してありますが、それだけのスケールを維持するための金額と思って涙ぐましく支払います。
 
山荘というだけあり、入り口付近は雰囲気醸し出しています。
 
 
旅行雑誌じゃらんの露天風呂ランキングで2年連続1位に輝いた功績があることを売りにしています。その後のランキングはどうなっているのか気になるところですね。
 


園内へ突入します。広いのでどこから行こうか迷います。

 

 

 


山荘から露天風呂へ向かう通路には幅広いジャンルの置物が陳列しています。
どんな趣味でこの品々を選んだのか少し気になります。

 


宝川温泉を飼っていることで有名です。

うまく飼いならされているせいか大人しい熊でした。


日乃本一?

はっきりと日本◯と断言することができないから濁しているのでしょうか。

案内にしたがって進みます。


園内は緑いっぱいで山間にある宿ということを感じれます。

川を挟んで対岸に宿泊棟があります。


壮大なスケールの中、公認とばかりに人々がタオル一枚で堂々と移動する姿を観れる温泉は日本でもここだけでしょう。大抵の場合、恥じらいというものが先行する温泉がほとんどだと思います。

これ以上は訴えられても困るので温泉の撮影は控えます。細かい説明と詳しい内容はホームページでご確認ください。

【公式サイト】宝川温泉 汪泉閣 /群馬県 水上温泉郷

 

 


宿主は幅広いジャンルに手を出しているみたいですね。


露天風呂がメインですが内湯も一箇所あります。
皆、露天風呂メインで訪れているためか比較的空いています。


休憩室には山荘ならではの囲炉裏があります。実際に使ってはいないのかな。
寒い時期に来たら確認してみましょう。


出入り口にも熊がいてお見送りしてくれました。
こういった動物の置物が道の駅によく売っているけど買う人がいるのでしょうか。

このあとはみなかみ町で食事を食べて東京へ戻りました。



宝川温泉のまとめ


「日本一の大露天風呂」

よく聞く日本一の◯◯という謳い文句は観光地で宣伝のために使われているため経験上、あてにならないことがほとんどです。

宝川温泉の場合、温泉の規模、風格、各国の人々が入り乱れていることから宣伝が嘘ではなく事実ということがわかるでしょう。

大抵の日本人には湯に浸かるという文化が古くから根付いています。一日一回はその日の疲れを癒すため風呂に入り、日々の疲れや病気を治すなどの理由で温泉に浸かります。
しかし外国の方は、大抵の場合シャワーで済ませてしまい、湯に浸かる行為は時間の無駄と言うそうです。

そんな湯を愛する日本人もシャワーで済ませてしまう外国人もこの宝川温泉では満足することができるでしょう。

登山に向かったはいいが雨で中止になったという方は温泉というジャンルの広さを味わうことができるのでぜひ一度行ってみることをお勧めします。

宝川温泉の位置