運命を分けたザイル〜生死に直面した二人の若きクライマーの実話〜
先日『運命を分けたザイル』という映画を観ました。
この映画は世界中で大ベストセラーを記録したノンフィクション文学「死のクレバス アンデス氷壁の遭難」を映画化したものらしいです。
TSUTAYAから100円クーポンが届き、久しぶりにDVDをレンタルをしました。
都会はレンタルDVDが高くて気軽に借りれないのは少し悩みです。
運命を分けたザイルの内容
2人の実在する登山家ジョー・シンプソンとパートナーのサイモン・イェーツがペルーのシウラ・グランテに史上初めて登頂して成功した際に体験した事故からの生還を描いたドキュメンタリー映画です。
実際に遭難を経験したジョー・シンプソンとサイモン・イェーツが出演しているところが実話にさらに現実感を付け加える要素になっているのかもしれません。
1985年、ペルーのアンデス山脈の未踏峰、標高6,660mのシウラ・グランデ西壁を前に圧倒される。
ヨーロッパのアルプスとは比較にならないほど難易度が桁違いに高いらしいです。
ほぼ垂直な壁を登攀する若者の姿は男心に火を付けることでしょう。
登頂を試みるには最適な気象条件。
見事その登頂に成功した二人のクライマーだが、帰り道で遭難してしまう。
数10メートル滑落し、その衝撃で片脚を骨折してしまうジョー。
雪山登攀の下山途中で骨折とか想像したけど怖過ぎて想像できませんでした。
意を決したサイモンは互いの体をザイルで結びつけ、無謀な単独救出を試みる。
しかし、アクシデントは続き氷壁で宙吊りになってしまう。
ザイルはお互いを引っ張り、しばらく緊張状態が続くがこのままでは2人とも助からないことを悟ったサイモンが決断を下す...
運命を分けたザイルのまとめ
一体どうやって撮ったんだという映像の連続で進む映画です。
この映画は実際にアンデス山脈で撮影し、本人たちにも出演してもらい、進行は本人たちの語りで進みます。悪い言い方をすれば当時の再現を語っているに過ぎないと言う人もいるかもしれません。
しかし、近年はCGや3D映像が映画館で流行っていますがそういった作られた映像は一休みして、時には嘘偽りのない演技と映像に画面を通して引き込まれるのも良いと思います。
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