赤倉観光リゾートスキー場〜新潟のAKを訪れる旅〜
2017年01月29日(日)
長野県妙高市にある赤倉観光リゾートスキー場に行ってきました。
通称「アカカン」と呼ばれ、隣には赤倉温泉スキー場が隣接し、共通リフト券で行き来することもできます。
ゲレンデ中腹にある赤倉観光ホテルは、日本を代表するリゾートホテルの老舗であり、スキー場のシンボルにもなっています。
山麓には今年で開湯200年の歴史ある赤倉温泉街が広がっており、アフタースキーに温泉を楽しめるため、近年は海外からのゲストも多くなっているようです。
妙高エリアに数あるゲレンデの中からアカカンを選んで滑ってきました。
新潟のAK
前夜泊まった関温泉で朝風呂に浸かり、ゆっくりと出発の準備を済ませた。
昨日の夕方あたりから低気圧が徐々に抜けたようで、この日の妙高エリアの朝は晴天。
そして、目指すは赤倉観光。通称「アカカン」、もっと略すと「AK」。本来、アラスカを意味するその2文字を新潟県で使うと、「あー赤倉観光ね」となるはず。
アカカンはゴンドラ乗り場まで徒歩0分の好立地な大型駐車場を備えているリゾートスキー場。列に並ぶ客層も幅広く賑やか。
本日のファーストラン。
「最初が肝心」とよく言うが、一本目の感触でその日の感想が決まるときもあるほど重要だと思う。
朝一は空気も雪もまだ締まっているが、気温が4月上旬並みに上昇し午後からは天気が崩れる予報のため、序盤でいかに楽しめるかが大事。
冬の冷え込んだ朝は、布団から起き上がるまでが大変だが、その苦労の先に身体も心も満たされる瞬間がある。
麓に広がる赤倉温泉街がはっきり見えた。
並んだ甲斐あって滑っている人が全然いない。
朝一番の圧雪された綺麗なバーンにエッジが食い込む瞬間はいつも気持ちいい。
アカカンは尾根沿いに作られたコースが多く、山麓に飛び込むような感覚で滑り落ちていける。
ゲレンデ中腹にある創業1937年(昭和12年)の赤倉観光ホテル。
赤倉観光と聞くと、スキー場よりも眺望のよいテラスの写真で有名なホテルの方が世間的な知名度が高い。
元祖リゾートホテルの名に恥じない80余年の歴史と伝統が伝わってくる。
ここまで車で若しくは送迎で来れるため、泊まってファーストトラックを刻む優雅な過ごし方も悪くない。
セカンドラン。
若干見えた戸隠連峰。
雪も溶けだしたせいか朝一のバーンが嘘のように荒れた状態に変化していた。
妙高山にも雲がかかり出して天候が変わり始めてきた。
気温も予想以上に高くなり、保温着がいらないほど暑くなってきた。
帰ることも考え、2時間半の運動を終えてこの旅を締めくくった。
せっかくなので開湯200年の歴史ある温泉へ。
近年、日本の雪と温泉文化をセットで楽しめる場所に海外からゲストが多数訪れている。妙高の赤倉温泉もその一つ。
昼食は温泉街にあるイタリアン「ポモドーロ」で窯焼きのピザをいただいた。
東京へ戻る関係で時間がなく、温泉街を少ししか楽しめなかったが、それはまた次回、妙高を訪れたときにしたいと思う。
赤倉観光リゾートスキー場のまとめ
ニセコ、白馬、野沢温泉、ここ数年外国から注目を浴びているスノーリゾートの一つである妙高エリア。
その中でもアフタースキーを楽しむならここ赤倉が一番いいのではないかということで今回訪れました。
トップからボトムまで縦に長いロングランは、足がパンパンになる程の滑りごたえがあり、滑り終わった後の疲れた身体を歴史ある温泉で癒すことができれば記憶に残る旅になるでしょう。
日本百名山として妙高山は登る対象でも人気のため、また機会があれば訪れてみたいと思います。
赤倉観光リゾートスキー場のホームページ
赤倉観光リゾートスキー場の位置
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