NAMARA TriP

なまら旅して、なまら撮る

筑波山(北関東)〜筑波の名峰、関東平野を一望する初夏の初登山〜

中学時代の友達に誘われ、小学校以来の登山をすることになりました。

これはそんな登山初心者が書いた最初の登山記事です。

登山口、筑波山神社

2012年06月10日(日)

茨城県つくば市の北に位置する筑波山(つくばさん)に行ってきました。

 

筑波山は、「西の富士、東の筑波」と呼ばれるほど存在感があり、
遠くから観た山容は圧倒的で関東を代表する山の一つです。
 
晴れた日、会社の屋上からくっきりと存在感のある筑波山が観えたことがあります。
 
その姿がとても印象的で、始めて登る山としては良い選択だったと思います。

 
今回は中学の同級生2人との登山。
 
同行する同級生の一人は登山経験者であり、登山コースの選定などその他諸々任せました。
 
 
 
 
 
 
が!!!
 
 
 
 
 
 
知りたがりの自分なので某検索エンジンを駆使して "筑波山" を調べてみた。
 
軽く調べた結果、
 
  • 筑波山日本百名山に選ばれている877mの山
  • コースが豊富にある
  • ケーブルカー、ロープウェイがあるので気軽に登れる
 

「なんだ余裕じゃないか。」
 
このとき完全に舐めきっていたことは言うまでもない。
 
 
神社に入るので手を清める。

 
 
 
数あるコースの中から今回は「御幸ヶ原コース」を選びました。
 
御幸ヶ原コースは筑波山神社から入り男体山へ向けて登るコース。
 
登山道の横をケーブルカーが通り、他コースに比べて標高差があるので険しいみたい。



 
 
 
 
 
 
 
二人とも大学生活を都内近郊で過ごす女子大生。
 
女子大生という響きはいつ聞いても嫌いじゃない。


木の根がここぞとばかりに生えまくっていました。
 
登山初心者の自分にとっては全てが新鮮でした。
 
地元の実家の周りにはたくさん生えていたけどまるで気にならなかった。
 
登山していると何気ないそういうものが目に入る気がします。


段々急登になってきました。
 
季節は初夏。
 
このときすでに大量の汗が身体から吹き出していた。
 
前のおじさんもこの階段を目の前に下を向いてる。
 
それでも登らなければ終わらない。


死に物狂いで登って小休憩をしているとき、一通の電話が届きました。
 
「渋谷でライブあるけど来ないかい。」
 
「ごめん。今つくばさん。」
 
学生時代の友人からの誘いでした。



そんなワンシーンを挟みながらもゴールが観えてきました。
 
長く続いた苦行もこれで終わりです。



これが関東平野...
 
辛い思いをして登ったことが報われた瞬間でした。
 
 

男体山と女体山


 

一息ついて男体山へ向けて出発。
 
筑波山男体山女体山の二つのピークがある。
 
最高峰は女体山。


 
男体山頂からの景色。
 
おそらく茨城県北部、福島県方面だと思います。
 
福島県はこのときまだ未開の地でした。
 
これから徐々に未開の地を埋めていきたいと思います。
 
行ったことのない場所に行くときはいつでも心が躍ります。



男体山を後にケーブルカー山頂駅まで戻ってきました。
 
ケーブルカーを使えば、8〜9割筑波山を登ったことになりますね。
 
山頂駅のとなりにあるコマ展望台で休憩をすることにした。
 
コマ展望台はケーブルカー直営店で、1Fが売店、2Fがレストラン、3Fが屋上展望台で構成されています。
 

これはリゾート地?ゴルフ場?
 
 
昼はつくばうどんをいただいた。
 

つくばエクスプレスの開業にともないご当地グルメとして考案されたつくばうどん。

(つ)つくね
(く)黒野
(ば)バラ肉

この3つの具材が含まれているつくばうどんは、山を登って汗をかき、汗冷えした身体に染み込むように吸収された。

 

筑波山行ったときは食べてみてください。

 

 

ガマ石。

 

筑波山にはこういった奇岩がいくつかあった。

 

周りの人がガマの口に乗っかるように石を投げていました。

 

どんな意味があるのでしょう。

 

 

筑波山(女体山) 877m

 

関東平野ってこんなに素晴らしいのか。

 

そんなことを関東に住んでる人の何割くらいの人が知っているのでしょう。

 

実際、自分は今日まで知りませんでした。

 

上京するとき、「関東」と聞くとコンクリートジャングルしか思い浮かばないくらいでした。

 

下山

 下山は「白雲橋コース」で神社裏まで奇岩・怪岩 を堪能しながら降りました。

 
ちなみに筑波山日本百名山
 
これからどんどん挑戦していきたいと思います。


北斗岩(ほくといわ)。

 

北斗七星を受け継いだ場所らしいです。

 

...嘘です。

 

 

母の胎内くぐり。

 

岩を抜けることで生まれた姿に立ち返ることを意味しているとか。

 

 

生まれた姿に立ち返るA子さん。

 

A子さんは中学のとき2年間同じクラスでした。

 

登山という共通項目で再び会うことになったのも何かの縁でしょう。

 

 

弁慶七戻り(べんけいななもどり)。

 

今にも落ちそうな上の岩を観た弁慶が堪らず七戻りしたとか。

 

 

下山。

 

写真はここで終わり。

 

初登山ということで撮影に意識がいってませんでした。

 

帰りは温泉に入るということで駐車場から近く、展望抜群の筑波山ホテル青木屋に立ち寄李ました。

 

屋上の露天風呂から関東平野を一望でき、天気が良かったおかげでスカイツリーが観えます。

 

登山で書いた汗を流してさっぱりした後、帰路に着いたが渋滞がひどく、都内へ戻るのに予想以上の時間を費やしてしまい苦労しました。

 





 

 

筑波山のまとめ

山を登る。

 

その言葉からは、辛さしか伝わってきませんでした。

 

しかし、それを忘れさせてくれるような絶景が待っていてくれることを今回知ってしまいました。

 

反省点として、
今回の登山、自分の格好が綿のポロシャツにチノパン。
 
完全に山を舐めきっている格好でしたが、当時の自分は知る由もありませんでした。 
案の定汗冷えし、夏とは思えないくらい体が冷えてしまいました。

 

反省点を踏まえて、また山に登りたいと思います。