NAMARA TriP

なまら旅して、なまら撮る

森の妖精と滑る旅

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 2018年3月31日

 僕を含めた会社員の人たちにとって、年度末と呼ばれる春のこの時期は自身を取り巻く環境の変化が大きい時期かもしれない。

 そんな中でも変わらないのは、滑り続けたい気持ちに年度の切り替えはないということ。

ガイド「森の妖精」

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 春の日差しが強い中、群馬県片品村に集まる大人たち。

 本日はフルマークスBCイベントでガイド「森の妖精」の原絃二郎氏(以下、絋二郎さん)に前武尊山を案内していただく。

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 ゲレンデで足慣らしのあと、ゲレンデトップからハイクアップ。

 森の木々から読み取れるメッセージがたくさんある事を歩きながら解説してくれた。

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 富士山まで見渡せる快晴の天気。

 今年で70歳というおじさんも元気に登っていた。20年前のシールで登る姿が勇ましい。

 絋二郎さんは自宅(古民家)まで条件が整えばここから滑って帰れるとか。

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 古来より武尊山には山岳信仰があり、武尊像(タケルゾウ)が立っている。このポーズは街を見守っているのか、眩しいからなのかは定かではない。

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 至仏山は雪が少ない模様。このときで昨年のGWぐらいとのこと。

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 剣ヶ峰の斜度、50度は超えているように見える。

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 感覚を開けて剣ヶ峰直下をトラバース。

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 滑走ポイント到着後、滑走準備。

 その一本に全てをかける意味も込めて、トップワックスを生塗り。

 絋二郎さん愛用の「magic wax」は春の一本を最高なものにしてくれる。

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 荒砥沢方面。

 吸い込まれそうな地形となっている。

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 皆、滑走準備完了。

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 そして思い思いのラインを描く。

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 今シーズン2度目のフルマークス近藤さんのターン。

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 春は陽気にランチもできる。

 その向こうには丸沼高原スキー場ともともと予定していた日光白根山

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 雪の融解が始まっている。

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 登り返しポイントまで再度滑走。

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 森の妖精と森の中を登り返し。

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 オグナ武尊スキー場のリフトが見えた。

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 絋二郎さんの滑り、流れるように滑る姿に見とれてしまう。

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 休憩後、春のシャバ雪のゲレンデを滑走。

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 最後は初バンクドスラロームを滑ってハイファイブ。難しい。

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 夜は煮込みうどんとモツ煮で〆。

 

森の妖精と旅して

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 この時代、ガイドは沢山いるけど、生えている木やキノコについて話をしながらハイクアップしてくれたのは原絋二郎さんが初めてでした。さすが森の妖精ですね。

 とても親近感を感じさせる物腰と滑らかな滑りに接すると、また会いたくなってしまうのは僕だけではないはずでしょう。

www.mori-yousei.com